Seeing is believing

いちエンジニアの日々の興味のあるところ、イベント参加記録、学びの共有を取止めなく※このblogは個人の見解であり所属する組織の見解ではありません

20181120Eclipse 最新事情セミナー に参加してきました

20181120Eclipse 最新事情セミナー

  • Mike Milinkovich 氏(13年ぶりの来日)
  • Eclipseは2001年にIBMによってローンチされた
  • Eclipse Foundationは2004にできた
  • Eclipseとして注目しているのは4つ
    • Cloud Native Java
      • Eclipse Glassfish5.2でJakartaEE8に対応。2019年予定。
      • Jakarta EE9から、コミュニティ駆動に。対応するGlassfishの対応版は未定5.X。来年末ぐらいを目標としている。
      • Eclipse Glassfish5.1 12/14にリリース予定。Java EE8ベース。
      • MicroProfileも継続している
    • Eclipse IoT
    • Tool
      • Eclipse Che
      • 3年ぐらい前からやっている活動
      • コンテナ化されたワークスペース for クラウドネィティブ開発
      • 開発におけるチャレンジ
        • コンフィグとセットアップに1週間に24%も時間、コストがかかっている(新チーム参画の場合)
        • 開発ツールの開発にも41%もコストがかかっている
        • 顧客からみると生産性がないため、その時間は全く嬉しくない
      • デスクトップで仕事をするとセキュリティの問題がある
      • Cheの考えは、ブラウザIDE+Project Files + Runtime
      • easy to share + easy to Manage + Secure.クラウド側で集中管理
      • ワークスペースはこれまでと考え方が異なる
      • クライアント側はいろいろな選択肢がある。EclipseやVSC、IntellJとかもクライアントとして使える
      • チーム内のコラボレーションにも使える。設定の共有、集中管理も楽。
      • ワークスペース、サンプルの共有や、Pre-commit feedbackなど。
      • Gracpical Modeling ツール
      • System and Software Engineering : Capella
        • Siriusを使って作られている
        • アルカディアという開発手法で使える
        • 大規模開発向き
  • Eclipseの純粋なスタッフは30名ぐらい。あとはコミュニティで運営されている。
  • Cheの背後にはRedhatがいて、OpenShiftでもCheが使われている
  • Eclipseプラグインアーキテクチャは取っていない?
  • 次のTHEIAというプロジェクトがあり、フロントエンド向けに機能拡張していく予定。TypeScriptで実装されている。ブラウザIDEや、スタンドアロンでも使える(Electronアプリ)次のバージョンではクライアント側をこちらにしてくことが決まっている。
  • 過去にあったOrion多言語対応は優秀だった。この機能は今後THEIAにマージされていく予定。
  • 直前には中国にいってきて、JakartaEE,Cloud Java、Cheに関心があった。Cheについては、開発者増、セキュリティの観点。Citrilxだと大変だった。移行を考えているとの声もあった。